しんぶん赤旗九州・沖縄面2008年4月20日
有明海の浄化求める
赤嶺衆院議員が再質問主意書
諫早干拓事業・潮受け堤防の閉め切りが原因とされる有明海の深刻な漁業被害と環境破壊について、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は4月17日、「有明海の浄化ζ漁業環境の改善に関する再質問主意書」を河野.洋平衆院議長に提出しました。
これは、赤嶺衆院議員が先月十七日に提出した同趣旨の質問主意書に対する政府答弁書が、不明確・不誠実な回答に終始していたため、再質問したもの。
再質問主意書は、潮受け堤防の閉め切りで「宝の海」有明海が「死の海」になりかねないとして、漁業と干拓農業の共生と有明海再生を求め、排水門の早期開放などについて、政府の姿勢を問いただしています。
九州大学大学院の経塚雄策教授らが提唱する「排水門により調整池内の水位を管理しつつ海水を導入する開門方法」について、政府答弁書で「成果は得られない」としたその理由と根拠を具体的に示すよう、強く求めています。あわせて、同方法に対する政府見解を示すよう求めています。
排水門の常時開門をめぐっては、来月初旬、長崎、佐賀両県の漁民らが」よみがえれ!有明海」小長井・大浦漁業再生訴訟(松永秀則原告団長)を長崎地裁に提訴することをすでに記者会見で明らかにしています。
このほか再質問主意書では、タイラギ漁業、アサリのへい死、「再生事業」、調整池の水質などについて詳細なデータを示し、原因や根拠などについて、明確な政府答弁を求めています。
しんぶん赤旗九州・沖縄面2008年4月20日
諌早干拓・開門の再質問主意書
国が赤嶺議員に答弁書
潮受け堤防の閉め切りで深刻な漁業被害と環境破壊がすすむ諫早干拓事業について、赤嶺政賢衆院議員が4月17日に提出した「有明海の浄化と漁業環境の改善に関する再質問主意書」への答弁書が4月25日、政府から送付されてきました。再質問主意書は、漁業と干拓農業の共生、有明海再生を求めて排水門の早期開放をめぐり、政府の姿勢を問いただしていたものです。
漁民らが強く求め、焦点となっている開門(中長期開門調査)について、答弁書は、経塚雄策教授(九州大学大学院)らが提唱している「排水門により調整池内の水位を管理しつつ海水を導入する開門方法」に関し、「潮位や潮流などに与える変化が小さいため、短期開門調査で得られた成果以上の知見は得られない」と詳細な検討をせずに断じ、前回の答弁と同様、不誠実な回答に終始しました。
潮受け堤防については4月30日、排水門の常時開門を求めて長崎、佐賀両県の漁民らが提訴しています。
| →TOP|
|